自己価値観が低い人が、自分を承認するためにできることは?

自己価値観が低い人が、自分を承認するためにできることは?

自己価値観が低い人ってどんな人?

自己価値観とは「自分(自己)に対して、価値があると感じているかどうか」ということです。単純に言ってしまえば「自分に価値はあるか?」ということですね。

自己価値観は「高い」「低い」「無い」などという言葉でよく表されます。自己価値観が高い人は新しいことにチャレンジする勇気があったり、物事に積極的に関わることができたりします。自己価値観が低い人、無価値だと感じている人は、逆に、消極的、受動的であったり、保守的になったりします。

現代社会において、「自己価値観」は非常に曖昧なものです。なぜなら、「自己価値観」は本来、絶対的なもの(内的な基準)であるはずなのに、計る方法は相対的なもの(周りと比べて自分は・・・)だからです。そのため、多くの人が「自分に対して不当に低い価値しか感じられなくなっている」という状況に陥っています。

では、適切な「自己価値観」とはどういうものなのでしょうか。まずは、あなた自身が自分をどのように感じているかをチェックするところから始めましょう。

あなたの自己価値観はどのレベル?自己価値観チェック

下記20項目について、当てはまると感じるものにチェックをしてください。

自分のことが好きだ

子ども時代の思い出は楽しいことが多い

過去の失敗した経験を客観的に思い出すことができる

これまでに自信のついた経験がある

他人の意見に左右されない

怒っている時、感情的にならずに怒っていることを表現することができる

嫌なことを引きずらずに気持ちを切り替える方法を持っている

他人のミスに対して、前向きに対処できる

自分の性格が好きである

感情を持て余すことはない

問題が起きた時に、誰かを頼ることも厭わない

一人で過ごすことに問題はない

楽しそうなことがあればチャレンジしたいと感じる

見知らぬ人たちと居てもコミュニケーションを取ることができる

自分を大事にする時間を持っている

他人に意見を求められた時に、自分なりの言葉で答えることができる

無理していると感じた時に休息を取ることができる

自分の中にあるネガティブな感情に対して、蓋をせず表現することができる

最終的にはなんとかなると感じている

また生まれ変わるとしたら、この人生を選びたい

自己価値観を低くする思考のクセに気が付く

あなたはいくつチェックしましたか?
チェックした数に沿って、下記の解説を読んでみてくださいね。

0~5個 自己価値観が非常に低い

これまでの人生の中で、自分の価値を認めることができる場面が少なかったのかもしれません。また、自己価値を大きく損なうような出来事があって、まだその影響を受けているのかもしれませんね。

いずれにしても、今のあなたの自分に対しての評価は適当ではありません。自分の人生にたいして、わざわざ手かせ足かせを付けているような状態だからです。

後半にある、「自己価値を高める方法」を参考に、自分に対しての価値観を見直してみてくださいね。

6~10個 自己価値観が少し低い

自分に対して、少し厳しめであると言えます。もう少し、肩の力を抜いてみても良いかもしれませんね。

もし、時々感情を持て余したり、激しく落ち込むようなことがある時は、こんな風に自分に言い聞かせてみてください。「明けない夜は無い」「この状況は必ず突破することができる」無理に思い込む必要はありませんが、それはいずれ真実になる言葉です。

気が付いた時で良いので、空を見上げて深呼吸することをしてみると良いでしょう。

11~15個 自己価値観が高い

比較的、自分自信を適切に評価できている人です。自分のことを卑下することも無く、装飾することもなく、そのままを見つめることができていると言えます。

是非、今の状態をキープしてください。そのためには、自分の状態を定期的にチェックすることが大事です。例えば金曜日の夜など、自分自身を振り返る時間を持つことをお勧めします。

16~20個 自己価値観が非常に高い

自分自身への評価が非常に高い人です。自己価値観が高いこと自体は問題ではありませんが、この項目に該当する一部の人は、しばしば無謀なチャレンジをしてしまったり、後先を考えない行動を起こしたりする場合があります。

また、自己価値観が極端に低い場合も、無意識にたくさんの項目にチェックを入れる場合があります。といっても、無自覚に行なっていますから、まずは自分のことを客観的に見ることから始めましょう。

自分が感じていること、思ったことを認める

自分が自分のことをどのように感じているのか。確かめようとすると、意外に難しく感じるかもしれません。しかし、普段感じやすい感情であったり、言動などから推測することはできます。

自己価値観が低い人は、自分の内側から出てくるネガティブな感情を見ないようにしたり、見なかったことにするのが得意です。そうしているからこそ、自己価値が低くなってしまっているのですが、自己価値観が低い人はそのことに気づくことができません。

例えば、何か新しいこと、未知のことにチャレンジする時に、負の感情が出てくることは当たり前です。それらを認めないようにすることが勇気なのではありません。認めたうえで、どうしたらより成功に近づけるのかを検討できることが、健全なチャレンジ精神です。

自己価値観が低い人は「ネガティブな感情を感じること=弱い自分を認めてしまうこと」だと感じているかもしれません。しかし、それは違います。

自己価値観が高い人は、「ネガティブな感情を感じること=自分のあらゆる状態の中の一部であること」を認めています。だから、ネガティブな感情になっても、そのことを悪い事だと感じたり、恥じたりすることはありません。

逆に、ネガティブな感情を感じないようにしてしまうと、ポジティブな感情も感じられなくなり、生きるためのエネルギーが希薄にすらなっていきます。そのような状態になるまえに、自分の中にあるあらゆる感情を認めていきましょう。

小さな成功体験を積み重ねていく

自己価値観を高めていく上で、「成功体験」は欠かせません。とはいっても、何も大それたことをする必要はありません。もちろん、大きな成功体験というものは非常に強い影響があり、なおかついつまでも記憶に留まります(年配の方々の「オレだって昔はなぁ」というセリフが定番化していることを思い出していただければ、ニュアンス伝わりますよね?)。

しかし、大きな成功体験というものは、誰でも手にできるわけではありません。しかも、大きな成功体験は得てして年月を追うごとに美化されていきがちです。何が起きるかと言うと、自己価値観が異常に高くなってしまう、ということです。それはそれで、世の中を斜めから見るような態度が染み付いてしまいますから、望ましくありません。それよりも、小さな成功体験をいくつも積み重ねていく方が、健全に自己価値観を高めることができます。

小さな成功体験は、日常で起きる出来事にフォーカスします。小さなチャレンジと言い換えることもできますね。例えば、一人でできなかったことをやってみるのはお勧めです。女性であれば、一人で食事をしにレストランなどへ入るのは敷居が高いと言われています。そこで、気になるお店があったら一人で入って食事をしてきてみるのです。または、本を1冊読み終える事、休みの日に決めた分量の家事を終わらせることなどでも良いでしょう。そうした小さなことを少しずつ積み重ねてみましょう。

それでもどうしようもないことは諦める

自己価値観の低い人は、自己承認ができていない人であることも多いので、完璧主義的なところがあります。つまり、全ての物事が自分でコントロールできない環境ではイライラしがちであったり、混乱をきたしたりしやすくなります。

私たちは自分に関することであれば自由にすることができますが、家族のこと、友人や知人たち、社会的な環境などについてはできることが限られます。それらをなんとか自分の思い通りにしようとしても難しいものです。ならばいっそ、諦めてしまった方がメンタル的には落ち着くでしょう。

もっと自分らしく生きることを選択しよう

自分の価値というのは、他者からの評価よりも、自分自身の評価のほうが強く影響します。であれば、まずは自分で自分を適切に評価してみることから始めてみてはいかがでしょうか。自己価値観が高まっていくにつれて、他者からの評価も徐々に変わっていきます。強いては、人生が変わる要因にもなりますから、是非、時間を作って自分と向き合う時間を作ってみてくださいね。